診療案内
東洋医学
西洋医学(薬や手術)は即効性に優れており、たくさんの病気が治せるようになりました。しかし、現代では複雑な病気やなんだか不調というような不定愁訴も増えており、治療に限界と副作用などの不満を感じています。
身体全体を考えた医療を、また効果があって副作用の少ない医療を行いたい、そして病気にならない身体をつくる手助けをしたいという考えから、当院では東洋医学を取り入れています。
こんな症状はありませんか?
- この頃何となく元気がない、食欲がない
- 体調が悪そうなのに、検査をしても特に異常がみつからない
- すぐお腹を壊しちゃう
- 飲ませている薬の量を減らしたい
- 年をとっても元気に散歩してほしい
元気に長生きできるように選択肢のひとつとして取り入れてみませんか?
鍼灸(針治療)※予約制
動物にもヒトと同じように、体中に「気」(生命エネルギー)が集中する「ツボ」や、ツボを結んだ「経絡」が存在します。
鍼灸を行うことで、「気」の流れを整え、本来持っている自然治癒力をより引き出します。ご興味のある方は、お気軽にご相談ください。
効果が期待できる症状
- 関節炎やヘルニアなどの痛みの緩和
- 慢性化した皮膚病の治療補助
- お腹を壊しやすい体質改善
- 老化に伴う内臓機能の低下 など
マッサージ
わんちゃん、ねこちゃんの健康状態などによっては、鍼灸(針治療)を行えない場合やご自宅でのケアを目的に、経絡マッサージやリンパマッサージをご指導いたします。
漢方
医療用の漢方薬やペット専用の漢方サプリメントを取り扱っております。
一般的な薬(西洋医学)だけでなく、漢方薬(東洋医学)も治療方法の一環として取り入れることで、わんちゃん、ねこちゃんが元々持っている自然治癒力を引き出し、身体全体のバランスを整え、西洋薬の効果を高め、服用量を減らせることがあります。
獣医師がその子の身体の状態を診察したうえで、それぞれの体質に合った漢方を処方いたします。
一般的な薬(西洋医学)と漢方薬(東洋医学)のちがい
- 一般的な薬(西洋医学)
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- 即効性があり、ピンポイントに治す
(特定の原因に効く) - 精製されたほぼ純粋な薬物が元となっている
- 即効性があり、ピンポイントに治す
- 漢方薬(東洋医学)
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- 時間をかけて、全体のバランスを整える
(複数の症状にも効く) - 天然物が元となっている
- 副作用が少ない
- 時間をかけて、全体のバランスを整える
メディカルアロマセラピー
当院では「医療としてのアロマセラピー」を診療に取り入れています。
一般的な「香によるリラックス効果」ではなく、「精油の持つ様々な薬効」を期待して用います。直接皮膚に塗ったり、飲ませることもあるため、農薬や化学物質を含まないものを使用しています。
特に、精油の抗菌作用やかゆみ止めの作用などは、西洋医学のお薬で心配されている耐性菌や長期使用による副作用の問題にメディカルアロマを併用することで、お薬を減らす、やめることも期待できます。
効果が期待できる症状
- 皮膚疾患(膿皮症・外耳炎やアトピー性皮膚炎など)
- 筋肉や関節の痛み止め
- 咳の緩和 など